【高松市 カウンセリング】良かれと思って…は誰のため？何のため？

あなたの周りにいませんか？こんな人
そして
なっていませんか？こんな人に

あなたが

何かにチャレンジしようとする時
一生懸命何かに取り組んでいる時
今から何かを始めようとする時

「それをやってどうするの？」
「そんなことやめなよ」
「それ大丈夫？」

と前向きに行動してることを
否定したり止めようとする。

または

一生懸命考えているのに
その時間を与えないで
自分の考えを押し付けてしまう。

このようなことは
前向きな気持ちを一瞬にして奪ってしまい
嫌な気持ちにさせてしまいます。

これを読みながら

”そう言えば、私の周りはそんな人ばっかりだ”とか
”ある特定の人に、いつもそういうふうに言われる”

と思ったかもしれません。

反対に

”あ！言ってる～！”と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

このように「良かれと思って」
したことや言ったことは

私たちの周りにたくさんあります。

最近、私も
今取り組んでいることをある人に話したら

「大丈夫なの？それ」

と言われて、
なんだかモヤモヤした気持ちになりました。

「どうして？」と聞くと
「なんか信用できない」との答えでした。

言った本人は
「良かれと思って」言ったのだと思いますが

言われた私は
「良かれ」ではなく、嫌な気持ちでしかしない。

だって、私は「それがいい」と思ってやってるんだから。

この「良かれと思って」は本当に厄介で

誰のための、何のための

「良かれ」なのか

今日はここを深く掘り下げていこうと思います。

「良かれと思って」やっている人は

自分の経験値の中から、
心配や不安などネガティブに受け取っていることや、
相手の状態を自分勝手に判断して「良かれと思って」をやっています。

そして無意識ですが、
自分の承認欲求を満たそうと思ってやっている場合も多く、
その中には、嫉妬や妬みなどのマイナス要素も含まれています。

この「良かれと思って」は
誰のための、何のための
「良かれ」なのか

ここを深く探っていくと

やってる側のエゴなんですね。

心理学では、課題の分離という考え方があります。

人にはそれぞれ乗り越えるべく課題があって

どんなに辛くてもそこを乗り越えるのがその人の課題ならば、それを見守るのも課題なのです。

どちらも苦しいですが、それが課題ならば仕方ないのです。

子どもが躓いて転びそうになっても
大ケガしない限り
見守ることが大切だと思うのです。

転んだらどうなるのか
血が出るということ
痛いという感覚を知ること
次は転ばないように自ら気をつける方法を見つけるまで
見守ることが成長を促すことだと思います。

「良かれと思って」
口を出したり手を出したりするのは
自分を満たすエゴだと捉えれば

自分に何が必要なのか
自己対話や内観すればわかるはずですよ。

間違ってほしくないのは
相手が助けを求めたら、
全力で手を差し伸べてあげてくださいね。